てるみくらぶ社長ら3回目の逮捕 東日本銀から詐取容疑
- 詐欺・悪徳商法
- 2018年1月17日
格安旅行会社てるみくらぶ(破産手続き中)が三井住友銀行から融資金約4億円を詐取したとされる事件で、警視庁は17日、東日本銀行(本店・東京都)からも融資金を詐取したとして、同社社長の山田千賀子(67)と元経理責任者の笹井利幸(36)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。
2人の逮捕は3回目。
捜査2課によると、再逮捕容疑は、同社の業績をよく見せかける決算書類や、水増しした取引先の航空会社からの請求書を同行に提出し、2017年2月ごろに融資金約1億5千万円をだまし取ったというもの。山田容疑者が主導していたといい、2人は「会社をつぶさないためにやった」と容疑を認めているという。
同社が17年1月末時点で113億円の債務超過だったことも判明。
一言コメント
粉飾決算で銀行から融資を引き出すことを繰り返す自転車操業状態だ。
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