北越銀行、預金証書偽造の60歳行員を解雇 顧客3人から9398万円詐取
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年12月10日
北越銀行は8日、新潟県長岡市の本部に勤務していた60歳の男性行員が11年余りにわたって定期預金証書を偽造し、顧客3人から現金9398万円をだまし取っていたと発表した。同行は7日付で懲戒解雇処分にした。
同行によると、男性行員は平成18年8月ごろから今年10月にかけ、業務時間外に顧客と会い、偽造した定期預金の証書を渡して現金をだまし取り、遊興費や借金の返済に充てていた。
この間、男性行員は不動産部門など預金とは関係がない部署に在籍していた。定年を今年迎え、再雇用されていたという。
10月23日に顧客から定期預金について問い合わせがあり、発覚した。被害が確認されたのは3人だけとしている。佐藤勝弥頭取は「誠に申し訳なく心からおわびする。再発防止に向け内部管理体制を強化し、信頼回復に全力で取り組む」とのコメントを発表した。
一言コメント
これは、ひどい。被害者のお金はどうなるのだろう。
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