兵庫県は30日、盗撮を繰り返したとして、神戸県民センターの男性課長補佐(58)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。課長補佐は同日付で退職した。

県人事課によると、課長補佐は7月、JR垂水駅で、携帯電話で女性のスカートの中を動画撮影した疑いで垂水署に逮捕され、10月に神戸簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

2014年4月ごろから盗撮をしていたと述べ「ここ1~2年はほぼ毎日、通勤中や庁内などで隠し撮りをしていた。女性の姿を撮るのが好きだった」などと話したという。

また、部下の女性にセクハラしたとして農政環境部班長級の男性職員(53)を減給3カ月(10分の1)に、泥酔して駅のホームで女性の腰を触ったとして逮捕された但馬県民局の男性職員(27)を戒告とした。