安倍首相「260議席でもたたかれただろう」会食で語る
- 政治・経済
- 2017年10月25日
安倍晋三首相は24日夜、東京都内で、自民党の二階俊博幹事長ら政権幹部と会食し、自民党が公示前と同じ284議席を維持した衆院選について、予想を上回る結果だったとの認識を示した。出席者によると、「今の雰囲気だと、260議席でもマスコミにたたかれただろう」と振り返ったという。内閣支持率と不支持率が拮抗(きっこう)する中で、20議席ほどの減少でも「敗北」との受け止めが広がる、という危機感があったようだ。
会食には高村正彦副総裁や麻生太郎副総理らも参加した。安倍首相は選挙戦について「後半緩んでいた選挙区があった」と指摘。「勝ったことで、外国との関係はやりやすくなる」とも語った。
高村氏は今後の政権運営について「これから安倍首相は謙虚にやって頂き、しかし、謙虚の中にも言うべきことはちゃんと言って頂きたい」と話したという。
一言コメント
「謙虚でも言うべきことはちゃんと言う。」これができたらすばらしい人間だ。
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