<九州北部豪雨>日田市アンケ「農業やめる」28人も 大分
- 政治・経済
- 2017年10月4日
大分県日田市は2日、九州北部豪雨で被害が大きかった小野、大鶴・夜明、東有田地区の被災者アンケートの結果を発表した。月内に3地区ごとの対策委員会を設置し、問題点や課題を集約。来年1月をめどに策定する復旧・復興計画に反映させる。
アンケートは22問あり、73.7%にあたる233人が回答した。60代が90人、70代49人、50代34人と中高年が目立つ。
この中で、住宅被災者138人の現住地を聞いたところ、72人が被災住宅または改修した倉庫などを挙げ、40人がアパートや貸家、11人が子供や親類宅と答えた。今後については「当面は今の場所にとどまり、支援策を確認してから決める」が31人と多く、「新築または改修して元の場所に戻りたい」が15人。地区内または外に新築・移住することを希望したのは3人ずつと少数派だった。
農業に関しては「農地を原形復旧して継続」68人、「現在利用できる農地のみで継続」34人。一方、「農業をやめる」も28人を占め、後継者難や復旧資金不足が離農を促した形だ。【楢原義則】
一言コメント
こうやって、どんどん農業が減っていくのだろう。
今やっている人にはぜひ頑張ってほしい。
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