詐欺事件被告が県を提訴 「被害弁償できず」 広島
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年9月28日
広島中央署の金庫に保管されていた特殊詐欺事件の証拠品の現金8572万円がなくなった窃盗事件を巡り、詐欺事件の被告の男が27日、被害者への弁償ができなくなったとして、広島県に対し、盗まれた全額を含む約9千万円の損害賠償を求めて広島地裁に提訴した。
提訴したのは、生前贈与をかたる虚偽のメールを送って現金をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された無職中山和明被告(34)。代理人によると、現金は被害者から預かっていたと主張。県警が適切な管理を怠ったため、被害回復ができなくなったとしている。
中山被告は代理人を通じて「(県警が)責任を取る気配がなく、やむを得ず提訴に至った」とコメントした。
県警監察官室は「主張の内容を検討した上で、適切に対応する」としている。
一言コメント
預かってたって本人が言ってるんだから、筋は通っていると思う。
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