後輩からかうつもりが…実は本当に捜査対象、情報漏洩容疑の巡査部長を書類送検 茨城
職務上知り得た情報を捜査対象となっていた後輩の元巡査部長(28)=県青少年健全育成条例違反で略式起訴、依願退職=に漏らしたとして、県警は25日、地方公務員法違反(守秘義務)の容疑で、情報管理課照会センターに勤務していた巡査部長の男(39)を水戸地検に書類送検し、同日付で減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にした。
県警監察室によると、巡査部長は5月9日、照会センターで勤務中に、隣席の職員が元巡査部長の名前を話しているのを聞き、休憩時間に「少年事件関係で同名の人が照会されている」という趣旨のメールを元巡査部長に送信し、情報を漏らしたとしている。
同室によると、巡査部長は照会されているのが元巡査部長本人とは思わず、からかうつもりでメールを送ったと容疑を認めている。
元巡査部長は6月28日、16歳の女子高校生にみだらな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反(淫行)の容疑で逮捕され、7月に依願退職した。同室は、情報漏洩(ろうえい)による捜査への影響は「なかった」としている。
巡査部長は平成21年から23年まで、元巡査部長の指導担当として、同じ交番に約2年間勤務していた。
一言コメント
なぜ、この元巡査部長の名前が出ないのか?
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