核実験切迫の兆候観察されず=北朝鮮「高度な待機状態」―米研究所
- 国際
- 2017年8月31日
米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は30日、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場を撮影した最新の人工衛星画像に基づき、「新たな核実験が差し迫っていることを裏付ける兆候は観察されていない」との見解を公表した。
ただ、決定が下されればいつでも実験可能な「高度な待機状態」は維持されているという。
韓国の情報機関、国家情報院は先に、豊渓里実験場の北側と南側の両坑道で、核実験の準備を完了した状態が維持されていると表明。北朝鮮が9月9日の建国記念日に合わせ、新たな核実験や弾道ミサイル発射を強行する可能性も危惧されている。
今月27日撮影の衛星画像によると、管理支援区域に建設されていた新たな建物がほぼ完成。西側坑道外側にあるトロッコのそばに機材が置かれ、「追加的な工事作業の準備が進んでいる」と考えられる。北側坑道では、トロッコとみられる小型の物体が入り口付近に移動していた以外、目立った動きは観察されなかった。
一言コメント
このまま北朝鮮も核保有国になりそうな予感が・・・
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