現職の山梨市長を逮捕へ 職員採用試験で不正か
- 公務員
- 2017年8月7日
山梨市の職員採用試験を巡って嘘の内容の書類を作成していたとして、警視庁は7日、現職の望月清賢山梨市長(70)を逮捕する方針です。
警視庁は山梨市役所の職員採用試験を巡る過程で、望月市長が特定の受験者に対して嘘の記載をするなどして便宜を図った疑いが強まったとして、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕する方針を固めました。採用試験は筆記の1次試験が行われた後、2次試験で市長ら幹部による面接などが行われるということです。市長が2次試験に加わる制度は前の市長の時に廃止されていましたが、望月市長が就任した後に復活させたということです。警視庁は望月市長から詳しく話を聞くなどし、便宜の有無について詳しく調べる方針です。望月市長を巡っては、6月に元妻の望月治美被告(61)が経営する石材店を巡る架空の投資話で都内の男性らから3億円以上をだまし取った疑いで逮捕・起訴されています。
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