署員らチラシ配り情報提供呼び掛け 若松主婦殺害事件
- 政治・経済
- 2017年6月30日
若松区青葉台南1丁目の主婦関岡晴美さん=当時(34)=が自宅で刺殺され、未解決のまま丸16年を迎えた29日、若松署員ら約20人が現場近くのスーパー跡地などで情報提供を呼び掛けるチラシ約千枚を配った=写真。
事件は2001年6月29日に発生。同日午前11時ごろ、現場から約3キロ離れた水巻町のダイエー水巻店=閉店=の現金自動預払機(ATM)で、関岡さんのクレジットカードを使って現金を引き出す人物が防犯カメラに写っていた。性別は不明だが、身長推定170センチ前後。白っぽいフード付きの雨がっぱを着ていた。
同店跡地前でチラシを手渡した穴吹尚之署長は「被害者の無念、遺族の悲しみを思うと心が痛む。強い気持ちを持って捜査を推進していく」と語った。
事件には有力情報の提供者に最高300万円を支払う国の報奨金制度が適用されている。署捜査本部=093(771)0110。
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