飲酒運転で物損事故起こし逃走、箕面市教委課長級職員を書類送検 大阪府警
飲酒運転で物損事故を起こし、そのまま逃走したとして、大阪府警豊中署は21日、道交法違反(酒気帯び運転など)の疑いで、大阪府箕面市教委の課長級の男性職員(47)=同市=を書類送検した。「飲酒運転がばれるのが怖くて逃げた」と容疑を認めている。
送検容疑は、5月6日午前3時ごろ、大阪府豊中市柴原町の市道で乗用車を飲酒運転した上、市道沿いの市立豊中病院の花壇などに突っ込み、そのまま走り去ったとしている。
同署などによると、男性職員は大阪市内の飲食店2軒でビールをジョッキで8~9杯飲んだ後に車内で仮眠し、帰宅途中だった。事故後、現場から約800メートル離れた路上に男性職員の車が止まっているのを署員が発見。当初は「自分は運転していない」と否認したが、その後に飲酒運転や事故を起こしたことを認めたという。
箕面市教委の藤迫稔教育長は「深くおわび申し上げるとともに、再発防止に努めて参ります」とコメント。市教委は今後、処分を検討する。
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