名義貸し詐欺で「架け子」4人再逮捕…被害は1000万円
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年2月2日
名義貸しの解決金を装って高齢者から現金をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は2日、詐欺容疑で東京都渋谷区代官山町、無職、久保年史容疑者(33)ら男4人を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年12月、山形県内の70代の無職女性に証券会社の社員をかたり「食品メーカーの社債を買うため、名義を貸してほしい」と電話。さらに食品メーカー社員らを名乗り「名義貸しは犯罪」「逮捕を回避するにはお金が必要」などと電話し、現金1千万円を詐取したとしている。府警はいずれも認否を明らかにしていない。
府警は今年1月、グループの拠点を摘発し、詐欺未遂容疑などで久保容疑者ら4人を逮捕していた。府警によると、府内の昨年の特殊詐欺被害は1月末現在、前年同月比56件増の134件。特に還付金詐欺は同46件増の83件で、過去最悪だった昨年を上回るペースとなっている。
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