楽天カード、みずほから出資受け入れへ 楽天Gの金融再編は取りやめ
- 政治・経済
- 2024年10月1日
楽天グループは9月30日、傘下の楽天カードと、みずほフィナンシャルグループが資本業務提携の検討を始めることで合意したと発表した。みずほから出資を受け、金融事業の拡大につなげる狙いだ。来年1月をめどに検討を進めてきたグループ内の金融子会社の再編は取りやめる。
年内にも提携の効力発生をめざし、出資比率や出資額、出資方法などの検討を進める。提携後も、楽天グループは連結子会社として楽天カードの経営権を持つ。
楽天カードのカード発行は現在3千万枚を超えており、楽天ポイントを売りに顧客を囲い込む「楽天経済圏」を支えている。楽天グループは、これまで証券部門でも提携を進めてきたみずほとの連携を強化し、法人向けのクレジットカード事業などを拡大させたい考えだ。
朝日新聞社より転用

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