500分の1の確率!白人と黒人カップルから生まれた肌の色が違う双子の赤ちゃん(米)
- 国際
- 2017年1月27日
昨年4月23日、米イリノイ州で肌の色が違う双子の赤ちゃんが誕生した。現在9か月になる2人の様子を『dailymail.co.uk』などが報じ、大きな話題となっている。きっと初めて見る人は双子だとは思わないだろう。両親は「奇跡の赤ちゃん」と呼び、喜びを露わにしている。
母親のホイットニー・マイヤーさん(Whitney Meyer、25)は2016年4月23日に双子の赤ちゃんを出産したが、生まれたばかりの可愛い我が子を初めて目にした時、驚きを隠せなかった。そして医師に「なぜ2人とも肌の色が違うの?」と尋ねたという。
“カラニ”と“ジャラニ”と名付けられた双子の赤ちゃんは明らかに肌の色が異なり、カラニちゃんが白くてジャラニちゃんが褐色を帯びていたのである。2人は二卵性双生児なのだ。
そしてホイットニーさんは白人で、父親であるボーイフレンドのトーマス・ディーンさんはアフリカ系アメリカ人の黒人である。このような異人種カップルの間で肌の色が違う双子が生まれる確率はなんと500分の1だそうだ。
ホイットニーさんは「誰もが双子であると思わないようです。私たちは外へ出かける際に、2人に同じデザインの洋服を着せます。この子達を見た人は少し混乱するようですが、私は双子だということを教えてあげます」と語っている。ホイットニーさんには、この双子の他に前のパートナーとの間に授かった7歳の息子がいる。実はこの他にもトーマスさんとの間に授かったプラビン君という息子がいた。しかし2014年に当時2歳のプラビン君は水難事故でこの世を去ってしまったのだ。
プラビン君は双子の褐色肌を持つジャラニちゃんと良く似ているとのことだ。ホイットニーさんは「ジャラニを見るとプラビンを思い出します。この子たちは奇跡の赤ちゃんです」と幸せを噛みしめているようだ。
また、父親のトーマスさんは「多くの人々が肌の色が重要ではないという目で見ることができればいいのですが…」「重要なのは愛です」と答えている。生後約9か月となった現在、双子にはそれぞれの個性が出始めており、カラニちゃんは声が大きく至る所へ這いまわり、じっとしていない。それに対してジャラニちゃんは食べることと抱っこが好きであまり動くことを好まないそうだ。
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