マイクロソフト、3年前に任天堂の買収を検討…流出した裁判資料から発覚か
- 政治・経済
- 2023年9月21日
【ニューヨーク=小林泰裕】ブルームバーグ通信など米メディアは19日、米IT大手マイクロソフト(MS)が2020年8月に任天堂の買収を検討していたと報じた。MSの取締役会も任天堂の買収を支持していたが、合意の方向性が見えず実現に至らなかったという。
MSのゲーム部門幹部のフィル・スペンサー氏が同僚に宛てたとするメールを基に報じた。同氏は「買収が両社にとって良い選択だと信じている」と記し、任天堂への関心を示していたという。
一方、任天堂には十分な資金があるなどとして「短期的には合意の方向性は見えない」とも言及。スペンサー氏は敵対的買収には否定的な考えを示し、買収実現に向けて長期戦で取り組む姿勢を明らかにしていたという。MSは04年にも任天堂の買収に関心を持っていると独誌に報じられた。
MSを巡っては、米ゲームソフト大手を687億ドル(約10兆円)で買収する計画を巡り、米連邦取引委員会がゲーム市場での独占が強まるとして今年6月に買収差し止めを請求した。今回のメールは、この裁判資料が誤って流出したものとみられる。
読売新聞より転用

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