鈴木桂治監督パリ五輪へメンタル強化「東京五輪以上のものを仕上げないといけない」【柔道】
- スポーツ
- 2022年4月16日
柔道の男子日本代表は15日、東京都内で合宿を報道公開し、昨年9月に就任した鈴木桂治監督(41)は「技術、肉体の強化はもちろん継続して、心の部分を大事にしていきたい」と精神面強化を掲げた。
11日から国士舘大などで行われている合宿には東京五輪金メダリストの阿部一二三(24)や永瀬貴規(28)らが参加。メンタル面強化の一環として、スケート日本代表や山形中央高校野球部でメンタルコーチを務めた松下信武さんを招き、講義をしてもらったという。
選手一人一人からアンケートをとり、不安要素を把握し、対処法を伝えた。鈴木監督は「グループワークをしたり、選手も非常に楽しみながら、質問もたくさんでた」と充実の表情。今後も継続する予定という。
東京五輪では史上最多となる5つの金メダルと獲得した男子柔道。それでも2年後に向けて慢心はない。鈴木監督は「東京五輪と同じような状態ではパリで勝てない。東京五輪以上のものを仕上げないといけない」と力を込めた。
中日スポーツより転用
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