B’z 稲葉浩志が声優に初挑戦 スーパースターのライオン歌手役「凄く新鮮で楽しかった」
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- 2022年3月3日
B’zの稲葉浩志(57)が声優に初挑戦する。動物の世界を描く米アニメ映画「SING/シング:ネクストステージ」(18日公開)の日本語吹き替え版で、スーパースターのライオン役。実写、アニメ通じて稲葉が演技をするのは初めて。「自分ではない人物像に声を入れるという作業は初めてで凄く新鮮で楽しかったです」と振り返った。
2017年に日本で興行収入51億円を記録した大ヒット作の続編。稲葉演じる役は、伝説のロック歌手。製作側が「どの世代でもロックスターとして思い浮かべるミュージシャンは稲葉さんしかいない」とオファーした。
自身にとっても大きなチャレンジ。「正直なところ演じているところは想像つきませんでした」という。ただ、作品の音楽のクオリティーとストーリーに加え、かつてのスターが妻の死後15年以上人前から姿を隠している設定に「そのシチュエーションが非常に面白く、やってみようという気持ちになりました」。こうして日本を代表するアーティストの“SINGファミリー”入りが実現した。
初のアフレコに挑むにあたり「とにかく何から何まで初めての事で、何から準備していいのか分かりませんでした」と回顧。「大変でもありましたが、いろいろご指導いただきまして、非常に勉強になりました」と語った。
オリジナル版ではアイルランドのロックバンドU2のボノ(61)がこの役で声優初挑戦。「深くて大きくとても広がりのある、シンガーにとっても憧れの声」とリスペクトしており「ボノさんの演じる役柄を演じることができて光栄です」とした。
劇中ではU2の「I STILL HAVEN’T FOUND WHAT I’M LOOKING FOR」を披露。「非常になじみのある曲でしたが、まさか自分がこうやって日本語の歌詞で歌うというのは想像していなかったです」と感慨深げ。稲葉の臨場感あふれる歌声も堪能できるぜいたくな一作となった。
スポーツニッポン新聞社より転用
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