【U-18W杯】日本、8回逆転でヒヤヒヤ白星発進 永田監督「苦しかった」「選手に感謝してます」
- スポーツ
- 2019年8月31日
■日本 4-2 スペイン(30日・機張)
韓国・機張(きじゃん)で行われている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)が30日、開幕した。侍ジャパン高校日本代表は初戦で世界ランキング26位のスペインに大苦戦したが、4-2で逆転勝ち。2点ビハインドの8回に一挙4得点で試合をひっくり返し、白星発進となった。
日本は4回、先発・池田が2死一、二塁のピンチでフェルナンデスに右越え三塁打を浴び、2点を失った。打線はスペイン先発の右腕ルナが投じる130キロ中盤の直球、カーブ、チェンジアップなど緩急を使った投球に7回2安打無失点に封じられ、2点ビハインドのまま8回を迎えた。
しかし、ピッチャーが2番手ヘルナンデスに代わった8回、2死一、二塁から韮澤の中前適時打で1点を返すと、4番・石川が三塁線を破る左前適時打で同点。さらに、遠藤の中前2点適時打で勝ち越し。3連打で試合をひっくり返し、何とか勝利を掴んだ。
永田裕治監督は試合後、テレビインタビューで「苦しかった」と振り返りつつ、「選手たちに感謝しています」と話した。大事な初戦で選手が「非常に硬かった」中で、ヒヤヒヤの白星発進となった。
投手陣は先発の池田は5回を投げ4安打2失点、毎回6奪三振の力投。6回から2番手で登板した前は3回1安打無失点の好投を見せ、9回は飯塚が締めた。指揮官は「よく抑えてくれました。投手陣としては上出来じゃないでしょうか」と3投手を称え、胸をなでおろしていた。
一言コメント
苦しんだが勝ちは勝ちだ。
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