台風8号 5日夜から6日にかけて九州接近へ
- 政治・経済
- 2019年8月4日
台風8号は4日(日)昼前にかけて小笠原諸島に最も接近するため、小笠原諸島では急に風が強まり、波が高まる見込み。暴風や高波に警戒するとともに、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、高潮に注意・警戒が必要だ。その後、台風8号は暴風域を伴って、5日(月)夜から6日(火)にかけて九州付近に接近して通過するおそれがある。
台風8号は、4日午前5時には父島の東の海上にあって、西北西へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は35メートルとなっている。台風は4日昼前にかけて小笠原諸島に最も接近し、その後は小笠原近海を西北西へ進み、5日から6日にかけて発達し暴風域を伴って、九州付近に接近して通過するおそれがある。
台風の接近に伴い、小笠原諸島では急に風が強まり、波が高まる見込み。4日昼前にかけて非常に強い風が吹いて、海上ではうねりを伴って大しけとなる。また、西日本では5日夜から6日にかけて、台風の接近に伴って急に風が強まり、非常に強い風が吹き、猛烈な風が吹くおそれもある。
九州南部では、6日にかけてさらに風が強まるおそれがあり、暴風やうねりを伴った高波に警戒が必要だ。また、平常時の潮位が年間でも高い時期となるため、小笠原諸島では4日、西日本では5日から6日にかけて、台風の接近に伴い高潮に注意が必要となる。
小笠原諸島では4日昼前にかけて、台風本体や周辺の発達した雨雲がかかり、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる。また、西日本では5日から6日にかけて、台風の接近・通過に伴って台風本体の発達した雨雲により非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って大雨となる見込み。
さらに台風通過後も西日本太平洋側を中心に暖かく湿った空気が流れ込むため、雨が降り続くおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、西日本や台風から離れた東日本の太平洋側でも落雷や突風に注意が必要だ。
一言コメント
コースは変わらないようだ。
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