JR九州初の女性博多駅長 中野氏「新たなモデルを」
- 企業・経済
- 2019年4月7日
JR九州の博多駅長に、中野幹子(みきこ)氏(51)が就任した。同社にはこれまでも女性駅長はいたが、九州最大のターミナル駅である博多駅では初めて。中野氏は記者会見で「おもてなしに誠心誠意努め、より愛される駅に成長させたい」と抱負を語った。
就任は1日付。駅員に「歴史を大切にしながら、新たなモデルをつくっていこう」と訓示した。
福岡市はインバウンド(訪日旅行)に沸き、多くの外国人客が駅を利用する。「駅は街のランドマーク。想像力を働かせて声をかけるような、能動的な集団になりたい」とビジョンを示した。
とにかく明るく、元気が良い。「人見知りをせず、いろんな人からエネルギーをもらっている」という。中野氏は北九州市出身。お茶の水女子大卒で、平成3年にJR九州に入社した。事業開発本部サービス事業部長や、JR九州ホテルズの社長などを歴任した。
山陽新幹線が乗り入れるJR西日本の博多駅長も女性が務めている。両者は駅の機能強化や防災対策で連携する。
一言コメント
JRも変わったなあ。
コメントする