「受け入れ可能な条件模索」=日ロ平和条約でプーチン大統領
- 国際
- 2019年2月21日
【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は20日、モスクワで内政・外交の基本方針を示す年次教書演説を行い、対日関係について「日本との政治的対話と経済協力を続ける。平和条約締結のために相互に受け入れ可能な条件を共に模索する用意がある」と語った。
プーチン氏は外交に関する部分で、多国間の枠組みについて触れた後、中国とインドに続いて日本に言及した。北方領土問題に関する直接的な発言はなかった。
米国が破棄を表明した中距離核戦力(INF)全廃条約については、「一方的な条約破棄を正当化するため、ロシアに対してこじつけの非難をすべきではない」と改めて反発。米国が欧州にミサイルを配備すれば、米国本土を念頭に「政策決定を行う中心地」を標的とする兵器の開発と展開をせざるを得なくなると警告した。一方でロシアが先にミサイルを配備することはないとも語った。
一言コメント
四島返還したらすぐ受け入れるよ。
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