竹田会長、会見は7分で終了 JOC常務理事会後に「全部話した」
- スポーツ
- 2019年1月16日
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は15日、東京都内で記者会見し、2020年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑について改めて全面的に否定した。違法性はなかったとする従来の主張を繰り返した竹田氏は、フランス司法当局が捜査中との理由で質疑を受け付けず、会見は7分で終了。今後については「フランス当局に全面的に協力し、自ら潔白を証明すべく全力を尽くす」と釈明した。
疑惑が指摘されたのは、招致委が13年にシンガポールのコンサルタント会社「ブラックタイディングス」の口座に振り込んだ約230万ドル(約2億3000万円)。この一部が国際オリンピック委員会(IOC)の有力委員だったラミン・ディアク前国際陸上競技連盟(本部・モナコ)会長の息子、パパマッサタ氏に流れたとしてフランス当局が贈賄容疑で捜査している。
竹田氏はこの日夕方に東京都内で開かれたJOC常務理事会に出席後、「今は説明できない。できることは今日、(会見で)全部話した」と説明した。
一方、東京都の小池百合子知事は「大会盛り上げの中で、この課題は重いかと思う。まずは推移を見守り、粛々と大会準備を重ねていきたい」と語り、菅義偉官房長官は「疑念を払拭(ふっしょく)できるような説明責任を果たしていただきたい。その具体的な方法はご自身が判断されるんだろうと思う」と述べた。
一言コメント
アッサリすぎる会見だった。
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