錦織「やっとここでタイトルが取れました」。約3年ぶりのVで喜びを語る[ATP250 ブリスベン]
- スポーツ
- 2019年1月7日
「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第2シードの錦織圭(日本/日清食品)が、第4シードで世界16位のダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-4、3-6、6-2のフルセットの末に破って優勝。決勝での連敗を9で止め、通算タイトル獲得数を12に伸ばした。
その錦織が優勝セレモニーで喜びを語った。
先にスピーチを行った準優勝のメドベージェフは「素晴らしい試合だったと思います。こういうプレーをすれば、今後は何度も優勝されることでしょう」と錦織の勝利を称えた。
続いて登壇した錦織は「とても嬉しいです。この大会は7回目か8回目だと思います。やっとここでタイトルが取れました。応援してくれてありがとうございます」と喜びを伝えた。
続けて「ダニール、本当におめでとう。素晴らしい決勝戦でした。昨年、彼には日本での決勝戦で負けていますから、今日はリベンジできて嬉しいです。また良いシーズンにしていきましょう」と昨年の「楽天ジャパンオープン」のことを交えてメドベージェフの健闘を称えた。
そして「昨年は怪我をしてここまで回復して活躍することができて嬉しいです。また来年ここに戻ってきて、もう一度タイトルを取りたいです。ありがとうございました」と語った。
錦織の優勝は2016年2月の「メンフィス・オープン」以来約3年ぶりで、通算12個目のタイトル獲得となる。また、決勝での連敗が続いていたが、これを9連敗でストップした。錦織の次戦は1月14日から始まる「全豪オープン」となる。前哨戦となる同大会を優勝という素晴らしい形で終えた錦織。「全豪オープン」での活躍にも期待したい。
一言コメント
幸先のいい優勝だ。
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