元日に休む企業、じわり 「かき入れ時」に悩む現場も
- 企業・経済
- 2019年1月1日
元日や三が日に休業する企業の動きが広がりつつある。「働き方改革」を背景に外食産業や住宅メーカー、運輸業にも。ただ、外国人ら観光客も多い「かき入れ時」でもあり、悩む現場もある。
ラーメン店を展開する「幸楽苑ホールディングス(HD)」(福島)は1954年の創業以来初めて、31日午後3時以降と元日を休業。全店舗の8割超にあたる直営店とフランチャイズ加盟店の計約430店で実施し、売り上げは2億円の減収を見込む。
元日は平日より客が1~2割多いが、広報担当者は「社員には初めて正月を家族とゆっくり過ごせると好評。社員のモチベーションが上がれば長期的には会社の成長につながる」という。
一言コメント
この傾向が定着するかに注目だ。
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