町を食い物にする魑魅魍魎!?~福岡県大刀洗町の闇を探る~その6
- 独自記事
- 2019年2月4日
データミックスでは昨年も疑問や不正を取り上げてきましたが、まだまだ官民関係なく数々の不正や不祥事が埋もれているはずです。
読者の皆様におかれましても、引き続き応援していただけると取材の励みになります。
2019年も「真実の情報発信」を信念に取り組んでまいります。
大刀洗町の疑惑
これまで「魑魅魍魎」の疑惑については、いくつか取り上げてきたが、その周囲には取り巻きもいるわけで、今回以降は魑魅魍魎だけでなく「その仲間たち」についても紹介していきたい。
当時の西日本新聞の記事によると2018年3月の大刀洗町町議会定例会で、花等順子副議長に対する不信任案を可決した。
決議では「副議長の職を担うのにふさわしくない」とされたが法的拘束力はなく、当時の花等副議長は「改めるところは改め、民主的な議会運営をやっていく」と続投の意向を示したという。
不信任案は長野正明町議が提案したもので、提案理由としては「副議長の言動で議長が会議の進行に苦慮する場面を目にする」などと述べたという。
その概略は以下のとおりである。
①障がい者生活整備に関する意見書が議会あてに送付され、その取扱いについて山内剛議長が「紹介議員に手を挙げられる方はおられないか?」と述べたのに対して、花等副議長が「意見書の取り扱いについては議院運営委員会で協議すべきで、議長が勝手に判断すべきでない」と議長の権限を侵す発言をし、
②議員発議の条例改正案について、自由討議において花等副議長は「継続審議にするか、取り下げるかにするか決めればよい」
などと発言し、議員の議案提出権を侵害したというものである。
決議では山内議長と花等副議長を除く10人による採決で7人が賛成、3人は反対したのだが、そもそも「議長の進行を妨げた」とか「議員の発議権を侵害した」とするには無理があり、さらには不信任案を提出する側の議員が前日に某新聞記者へ議会を傍聴に来るよう連絡したというのである。
事情通曰く、これは花等副議長の不信任案を可決・報道させ、町民からの信認をなくすことが主目的であったと考えることができ、この一連の行動は虚偽告訴罪にも該当する可能性があるという。
不信任案を提出するということは、国会等でもそうだが余程のことで、議会における最終手段ともいえる。
その不信任案を安易に提出した町議さん、あなたたちは町民のほうを見ず、自己の利益ばかりを考えてはいませんか?
昭和16年生まれ、78歳の議長 山内剛氏
それと、大刀洗町の将来を担う人達の生年月日をご覧ください。
年齢で批判はしたくありませんが、70歳近くが半数以上の大刀洗町の議員。
全くと言って若い意見が通らないと感じるのは私だけでしょうか?
大刀洗町の皆さん、もっと世代交代の意識があってもいいんではないでしょうか?
データミックス特捜部では今後、魑魅魍魎だけでなく、「その仲間たち」にも注目していく予定です。
続編をどうぞご期待ください。
データミックス 特捜班
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