トライアルが夜間「無人」店 全国初、あす福岡に
トライアルカンパニー(福岡市)は11日、酒類の販売対応要員を除き、夜間を無人営業にしたディスカウント店を全国で初めて、福岡県大野城市に13日に開業すると発表した。パナソニックなどと連携して、人工知能(AI)といった最先端技術を活用し、人手不足に対応する。
店舗は24時間営業で、うち午後10時~翌日午前5時に無人状態となる。来店客はセルフレジを利用するか、レジ機能付き買い物カートを使って商品を選ぶ時にバーコードをスキャンし、顧客情報を事前登録したプリペイドカードで決済する。
店内に多くのカメラを備え、AIを活用して顧客の購買動向に応じて商品の価格設定を柔軟に変動させたり、在庫発注をしたりする。
無人状態でも安全を確保するため、夜間の入店にはプリペイドカードが必要となる。
未成年の飲酒を防ぐため、夜間も酒類販売の対応要員を1人置く。新店舗の従業員数は、一般的な同規模の店舗の4割程度に抑えた。
トライアルの楢木野仁司会長は「福岡県や佐賀県の店舗を中心に、(今回と同じような)システムを導入して、より効率を高めた方法を研究したい」と話した。
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ぜひ行ってみたい。
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