陸上イージス、1基1340億円…2基導入へ
- 政治・経済
- 2018年7月31日
小野寺防衛相は30日、2023年度の運用開始を目指す地上配備型迎撃システム「イージスアショア」に、米ロッキード・マーチン社製の最新鋭レーダー「LMSSR」を搭載すると発表した。LMSSRを搭載すると、イージスアショア1基(本体)は1340億円となる。防衛省は2基を導入する計画だ。
イージスアショアは、イージス艦のミサイル防衛機能に特化した陸上型施設。LMSSRの探知距離は1000キロ・メートルを大きく上回り、海上自衛隊のイージス艦搭載のレーダー「SPY1」と比べると、探知距離は2倍以上になる。配備候補地の秋田、山口両県から朝鮮半島全域を常時監視できる。
導入費は施設整備費などを含め、最終的に4000億円以上になる見通しだ。搭載する新型迎撃ミサイルの取得費用を含めると、費用はさらに膨らむ可能性がある。
一言コメント
必要なんだろうけど、それにしても高いなあ…
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