データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

お名前ドットコム

名門・東九州龍谷高の忠願寺風來、莉桜姉妹 最強世代集結の春高バレーで熱視線


「春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)が来年1月5日に開幕する。女子は特に最強世代ともいわれる選手が終結。東九州龍谷(大分)の忠願寺(ちゅうがんじ)姉妹もその代表格だ。妹の莉桜(りおん)=1年=と姉の風來(かえら)=3年=が、姉妹で挑む春高バレーは今回が最初で最後。莉桜は「苦しいときに思い浮かぶのはお姉ちゃん。一緒に戦いたい」と力を込める。バレーボール全日本選手権でアランマーレ山形戦に臨んだ東九州龍谷高の忠願寺風來②=12月12日、Asueアリーナ大阪

バレーボール全日本選手権でアランマーレ山形戦に臨んだ東九州龍谷高の忠願寺風來②=12月12日、Asueアリーナ大阪© 産経新聞

全日本選手権でも健闘

全日本選手権で1回戦に登場した東九州龍谷高には取材陣が殺到した。その中心が、元Vリーガーを父に持つ、忠願寺風來、莉桜姉妹だった。

風來はこの大会まで主将を務め、チームを牽引(けんいん)。初戦でSVリーグのアランマーレ山形に1-3で敗れたが、第2セットは25-16で奪う健闘。エースの莉桜が高いブロックをかいくぐって連続スパイクを決める場面もあり、相原昇監督は「自信がついた試合になった」と目を細めた。

成長著しい莉桜

東九州龍谷高は春高バレーとしては2008~10年までの選抜大会と合わせて5連覇を果たした全国屈指の名門校。今夏の全国高校総体は3位。単独チームで臨んだ国民スポーツ大会は初戦敗退で涙をのんだが、春高バレーは優勝候補の一角となる。

エースは妹の莉桜。身長181センチで、最高到達点297センチのサウスポー。世代ナンバーワンといわれ、U18女子日本代表に名を連ねる。相原監督は「勝負どころでも落ち着き、やるべきことをやっている。考え方も含めて、バランスがいい。最高の選手になると思う」と感心しきりだ。

全日本選手権のアランマーレ山形戦で、第1セットは相手の徹底マークに動けなかったが、第2セットは一変。莉桜は「(普段から)目の前のブロックの高さより、もっと高いブロックがきたと想定して打つことを意識している。そう思ったら、選択肢が広がり、もっと強気でいけた」と言ってのけ、即座に冷静な状況判断と対応ができる能力を示した。

刺激を与える姉の風來

一方、風來は卒業後、SVリーグのAstemoリヴァーレ茨城入団が内定。キャプテンシーの強さはだれもが認めるところだが、春高バレーは「自分のことでもっとのびのびやってほしい」(相原監督)との思いから、主将を梶山葵にバトンタッチして臨む。

風來について、莉桜は「(チーム内で)一番必死で、みんなにも厳しくできる。お姉ちゃんのために、という思いはだれよりも強い。その気持ちを持つと自分も火が付くし、頑張ろうと思える」と話す。

風來は国スポ後、主将として毎日ミーティングを続けてきた。「チーム的にも危機感、緊張感をもって練習できている」と手応えを口にする風來。春高バレーへは「(試合でコートに立つ)3年生が少ない分、3年生の思いを背負って戦っていきたい」と意気込む。

東九州龍谷は大会2日目の1月6日、国学院栃木と岩美(鳥取)の勝者と対戦する。「一番の実力を試す場所」と莉桜。姉妹で臨む最初で最後の春高バレーは、まもなく始まる。(嶋田知加子)

今大会には注目選手が多く出場する。2012年ロンドン五輪銅メダリストの大友(旧姓)愛さんの長女で共栄学園(東京第3)のエース秋本美空(みく)をはじめ、金蘭(大阪第2)には大森咲愛(さえ)、西村美波、平野シアラ、馬場柚希。古川学園(宮城)の工藤光莉(ひかり)、前回大会MVPの就実(岡山)の福村心優美(こゆみ)、ミャンマーの元バレーボール代表選手を父に持つ下北沢成徳(東京第1)のイェーモンミャら…。大会屈指の熱戦となりそうだ。

 産経新聞より転用


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

注目他社記事一覧

第3弾 波戸崎崇の思惑と、利用される幹部陣 山下遥香、西岡勇成、船津裕隆の人生はどこへ(後編)

★契約書控え無し移籍金支払い期限無しで辞めたら契約不履行で契約金を払わない悪質スキーム 前編で書いた通り、波戸崎は高学歴で歯車思考の洗脳しやすい従業員を周りに置いているが、バルセロナグループ自体に信用がない為に現地採用の […]

コメントなし

第3弾 波戸崎崇の思惑と、利用される幹部陣 山下遥香、西岡勇成、船津裕隆の人生はどこへ(前編)

前回は、バルセロナグループの金融商品取引法違反やキャストの移籍金詐欺について詳しく述べた。今回は予告していた、西岡勇成、船津裕隆、の情報とバルセロナグループ波戸崎崇と山下遥香のSNSを使ったビジネスモデル(カルト宗教的勧 […]

コメントなし

第二弾 バルセロナグループの黒い噂 可哀想な金魚(移籍したキャバ嬢20名)後編

か弱き金魚達は完全なる被害者であり、バルセロナが撤退した後は中洲の各お店で受け入れるだろう。繁華街で生き抜いた人々にはそのような寛容な思考がある。1人として働きにくいと感じさせてはいけない。元の店に戻りにくいように裏切ら […]

コメントなし

第二弾 バルセロナグループの黒い噂 可哀想な金魚(移籍したキャバ嬢20名)前編

列島は台風が去り徐々に熱気と湿度が下がりつつある。第一弾から調査している実際の内装費はいくらなのか?我々はネットワークを駆使し、オオモ◯総建社員の証言のもと、実質内装費「税抜1.5億円」と確認した。 また、波戸崎氏がソフ […]

コメントなし

第一弾(後)波戸崎崇の投資話と洗脳手法に騙される中洲の人たち

前述の会社ぐるみで一般のキャストに自分達の投資を伏せて、あたかも自分達が特別扱いされてると感じでいる投資者(キャバ嬢)が正に騙されているのだ。調べるほどバルセロナという会社は詐欺と欺瞞、嘘で固められたマルチ詐欺集団のよう […]

コメントなし

注目他社記事一覧

独自記事

【松本昌大&鮫島亜希子】アフターコロナシリーズEP4~事件師たちを追う~

今年1月1日能登半島の地震で始まり夏は猛暑、冬は全国的に例年より寒く感じ年末年始の慌しさがピークを迎えている。あっという間の1年だ。世間では闇バイトと言うとんでもない強盗事件が増え海外詐欺師たちが逮捕され様々なトラブルが […]

コメントなし

【松本昌大】アフターコロナシリーズEP3~事件師たちを追う~

前回でも書いたように松本の中洲での豪遊ぶりは有名であった。「今は中洲に出入りできないみたいですよ。騙された人がたくさんいるから、もう怖くて顔出せないんじゃないかな」とのことであったが、多方面でも騒がれている。 警察が動い […]

コメントなし

【松本昌大】アフターコロナシリーズEP2~事件師たちを追う~

2024年の日本の選挙、いやー大波乱でしたね!自民党がまさかの過半数割れ。とはいえ「まあ、そうなるよね」と予感してた人も多いでしょう。世の中、どこにでもある「不信感」。これが政治だけじゃなく医療福祉業界にも広がってるんで […]

【松本昌大】アフターコロナシリーズEP1~事件師たちを追う~

昨年、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行した。今年に入り日本ではプロ野球よりメジャーリーク大谷の話題で日本が明るくなり活気が戻ってきた。活気が戻りつつ街が賑わえばやはり増え […]

9 comments

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第5弾)

株式会社ブランニュープランニングの終りの始まりが来た。 民事再生という逃げ道をとった村田晃士氏 登記簿(関税人の名前消して) 3月末に動きがあった。私共データミックスの情報が嘘ではないことを証明した内容だ。(株)ブランニ […]

1件のコメント

独自記事一覧

石川の一撃

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?ゴルフ場を巡る攻防「尾崎朝樹氏・田原司氏と児玉氏との関係性は?」(第11弾)

中国で発生した新型肺炎は終息する兆しがなく、世界中で猛威を振るいつつあります。 暖かい季節になってきましたが、読者の皆様も健康管理など、くれぐれもご留意ください。 前回、ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(以下クイーンズヒル […]

4 comments

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?ゴルフ場を巡る攻防「田原司氏と児玉氏との関係性は?」(第10弾)

温暖化と言われる時代ですが、やはり寒い季節ですね。 読者の皆さん風邪など引かないようにしてくださいね。 児玉氏の毎年の様にお友達と行われるマックスゴルフコンペ動画を見て 貴殿のスイングに目を奪われましたよ。 それに加え「 […]

1件のコメント

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?役員構成変更そして今後のI・Bは?(第9弾 後編)

豪雨、台風と今年も不安定な夏でしたが、やっと涼しくなってきました。 東京五輪もいよいよあと1年となりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。 (取締役 児玉崇氏) 前回はデータ・マックス社の度重なる役員構成変更に […]

コメントなし

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?さらなる役員構成変更の意図は?(第9弾 前編)

梅雨が明け真夏日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? 昨年にも増して暑さが厳しく感じられますね。 しばらく酷暑は続きそうですが、読者の皆様もお体に気をつけてお過ごしください。 さて、昨年も報じてきた「データ・マ […]

コメントなし

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?(第8弾 後編)

後編 「役員構成変更に見え隠れする児玉氏の未来図とは」 前編に続いてデータ・マックスグループの役員構成について考えた。 ※同役員構成については、「NetIB News」「データ・マックス」は善か悪か?信念か金か?(番外編 […]

1件のコメント

石川の一撃記事一覧

Copyright© 2017 データミックス All rights reserved.