【処分】駐在所の協力家族報償金をだまし取った疑いで警部補を書類送検 巡査は無免許運転でパトロールの疑い 福岡県警
福岡県警の男性警部補が、駐在所の業務に協力した家族に支払われる報償金を不正受給した疑いで書類送検されました。男性警部補は24日付で懲戒免職となりました。
書類送検されたのは、豊前警察署の駐在所に勤務していた61歳の男性警部補です。
福岡県警によりますと、男性警部補はことし1月から5月末までの間、妻が、規定の上限まで電話対応などを行ったとウソの申請をして、駐在所の業務に協力した家族に支払われる報償金39万5000円をだまし取った詐欺などの疑いが持たれています。
容疑を認めた上で「妻が駐在所にいる時間をチェックしていなかった」などと話しているということです。
男性警部補をめぐっては、勤務中に384回、スマートフォンで競艇のインターネット投票を行っていたことも発覚していて、24日付で懲戒免職となりました。
また、福岡県警は、ことし7月から8月にかけ、自動二輪の免許を持っていないのに勤務中にバイクを運転したとして、早良警察署の交番に勤めていた24歳の男性巡査を停職3か月の懲戒処分としました。男性巡査は24日付で依願退職しています。
福岡県警ではことしに入り懲戒処分が15人にのぼっていて、土谷武紀首席監察官は「指導・教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
FBS福岡放送より転用
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