大竹まこと、西田敏行さんの「あまりのバカらしさ」に敬意「担える人たくさんいるとは思えない」
- エンタメ
- 2024年10月19日
タレント大竹まこと(75)が18日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜午後1時)に出演し、76歳で亡くなった西田敏行さんへの思いを語った。
大竹は、マツコ・デラックスが仕事が生きがいみたいなモノ、と語っている動画を見たことを話題にあげながら「何を糧に生きるかっていうようなことって、めちゃくちゃ難しい」と人生について言及。「逆に若い人は何もしないで何が楽しいのよ、という気もするわけだ。たまたま俺たちはこういう仕事をしているけど、俺もいろんなことはできないと思うけど、バカらしいことをしゃべっていて、くだらないことで少しでも、どこかの誰かが、なごんでくれたらいいな、と思っているわけですわ。だから、仕事というのは、けっこう生きがいに通じる。どんな仕事も、とは言わないけど」と持論を展開した。
続けて「ちょっとまじめな話になりますけど、ずっとライブを続けていたわけですよ。ライブのアンケートでも『あまりのバカらしさに死ぬのをやめました』というのがあったわけ」と回想。「俺らはそれを見て、やったーと思ったよ。その人はどうしているか知らないけど、あまりのバカらしさは人を救うんだ、と。だからお笑いの…おおもとは『あまりのバカらしさ』にあるんじゃないかな」と語った。
ここで「それを担える人ってそんなにたくさんいるとは思えないけど、昨日西田敏行さんが急に76歳で、俺と1個違いでお亡くなりになって。あの人を見ていると『釣りバカ日誌』もそうだけど、獲得したものは、あまりのバカらしさを獲得してたんじゃないかな」と西田さんに触れながら敬意を示すと、「もちろんうまさ、というのもあるだろうし、狂気性というのも兼ね備えてないと、この世界はなかなか難しい世界なんじゃないかな、とも思うけど」と付け加えた。
日刊スポーツより転用
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