特殊詐欺グループの「管理役」 飲食店経営の男(34)を逮捕 知人の少女を特殊詐欺グループに紹介するなども
去年、山形市の80代女性がキャッシュカードをだまし取られ、現金およそ100万円を引き出された特殊詐欺事件に関わったとして、犯行グループの「管理役」の男が逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、本籍・埼玉県で飲食店を経営する34歳の男です。
警察によりますと、男は、去年12月、息子を装って電話をかけ、山形市の80代女性からキャッシュカードをだまし取り、ATMから現金およそ100万円を引き出して盗んだ疑いがもたれています。
この事件を巡っては、現金を引き出す「出し子」の女子高校生や、その少女を勧誘した「勧誘役」の17歳の少女らが逮捕されています。
男は、知人の少女らを特殊詐欺グループに紹介したり、「勧誘役」に具体的な指示を出したりする、グループの「管理役」とみられています。
少女らから押収したスマートフォンを解析した結果、別の特殊詐欺事件で逮捕されていた男が浮上し、警察がきのう、逮捕しました。
特殊詐欺グループには、ほかにも犯行を指示した「指示役」などがいるとみられ、警察では全容解明に向け、捜査を続けるとしています。
テレビユー山形より転用
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