大谷翔平、ケタ違いなパワーを元同僚が明かす 「トスバッティングなのに…そんなヤツ、いないよ」
- スポーツ
- 2024年2月10日
元同僚が、大谷翔平の桁違いなパワーの一端を明かした。内外野をこなすジャレド・ウォルシュ(30)は8日(日本時間9日)、米MLBネットワークラジオ局の番組に電話出演。エンゼルス時代の同僚だった大谷について語った。
「翔平は打撃ケージでトスバッティングなのに、打球初速が109~110マイル(約175~177キロ)なんだ。そんなヤツ、いないよ」。同局の公式X(旧ツイッター)は、この音声データを添えて「大谷翔平は練習さえもすごいんです」と記した。
ウォルシュはさらに大谷への称賛を重ねた。「ショウ(大谷)と会ったのは2018年の春季キャンプ。一緒にプレーしたのは(自身がメジャー昇格した)19年からだったけど、その年から20、21年と、あいつの体は栄養管理とウエートトレーニングでめきめき大きくなっていった。あの年俸は全くふさわしいね。あれほど練習熱心なヤツは見たことがないし、素晴らしいチームメートだった。多くの人々が言うように、あいつは金のことなんか気にしていない。今回の契約の後払いシステムが物語っているようにね」と話した。
大谷は昨年12月、ドジャースとスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1043億円)で契約。『即払い』されるのはわずか200万ドル(約3億円)で、総額の97%に相当する残り6億8000万ドル(約1040億円)は、契約満了後の34~43年に後払いされるという前例がない構成になっている。
また、ウォルシュは大谷の性格について「世界でも屈指のスターなのに、非常に謙虚で堅実な人間だ。だから、あいつの成功を心から願っているし、どんなふうにドジャースに溶け込むのか楽しみにしている」と語って締めた。
ウォルシュはメジャー通算5年間計364試合で打率2割4分、58本塁打、184打点。29本塁打をマークした21年は、大谷とともに球宴に初選出された。22年6月11日のヤンキース戦で大谷以来、球団3年ぶり8人目(のべ9度目)のサイクル安打を達成。それ以降は手がしびれたり力が入りにくくなる胸郭出口症候群などに悩まされ、昨季は出場39試合にとどまった。今オフはFAとなり、1月にレンジャーズと春季キャンプ招待付きのマイナー契約を結んだ。(写真はAP)
中日スポーツより転用

コメントする