パトカーを見て目をそらす仕草をした消防士の男(29)を飲酒運転の疑いで逮捕「6時間寝たので大丈夫と…」同じ消防本部で先月も逮捕者が出て“飲酒自粛期間”のはずが…
酒を飲んだ状態で車を運転し、福岡県柳川市の国道を走行したとして、消防士の男(29)が6日、逮捕された。男の所属する柳川市消防本部では先月、別の消防士が酒気帯び運転の疑いで逮捕されたばかり。同消防本部は「1か月間をめどに全職員で飲酒を自粛する」と発表していたものの、その “自粛期間”に再び逮捕者が出たことになる。
パトカーを見て、目をそらす仕草
公務員・高田雄太容疑者(29)=柳川市久々原は6日午前5時前、酒を飲んだ状態で、柳川市三橋町今古賀付近の国道208号を走行した疑いが持たれている。高田容疑者は、柳川市消防本部に勤める消防士。パトカーで巡回中の警察官が、赤信号でとまっていた車の運転手が目をそらすような仕草をしたことを不審に思い、追跡。車をとめさせ呼気を検査した。基準を上回る1リットルあたり0.38グラムのアルコールが検出されたため、高田容疑者を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕した。
「6時間寝たので大丈夫」飲酒運転の容疑を否認
取り調べに対して「市内の居酒屋で350ミリのビールを1缶、500ミリのハイボールを6杯飲んだ」と供述しているという。一方で「駅近くの駐車場に車をとめて、6時間くらい寝ていたので大丈夫だと思って運転した」とも供述し、飲酒運転の容疑は否認している。高田容疑者は当時、帰宅途中だった。柳川市消防本部では、先月18日にも消防士の男が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されている。この際、同消防本部は会見を開いて謝罪した上で「1か月間をめどに全職員で飲酒を自粛する」と発表していた。
RKB毎日放送より転用
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