ラグビー日本へ世界のメディアから称賛続く「最高級の砂糖菓子のようにとろける要素が全て詰まっていた」「こうべを高く上げよ」
- スポーツ
- 2023年10月10日
◇8日 ラグビーワールドカップ・フランス大会 1次リーグD組最終第4戦 日本27―39アルゼンチン(ナント)
日本(世界ランキング12位)はアルゼンチン(同9位)に27―39で敗戦。2勝2敗でD組3位に終わり、グループ2位までが進出できるベスト8進出はならなかった。自国開催の前回大会は初めてベスト8に進出した。アルゼンチンは3勝1敗でD組2位が確定。準々決勝はC組1位のウェールズと対戦する。
厳しい終幕から一夜明けた9日、世界メディアはあらためて激戦と日本の戦いぶりを称賛した。
英専門サイトのラグビー365は「最高級の砂糖菓子のようにとろける要素が全て詰まっていた試合だった。情熱、精密さ、技巧、パワー、そしてスキル。その全てが今回の激突に包まれていた」と表現。
試合展開については「アルゼンチンがどれほど得点を重ねても、日本のこうべを垂れさせ続けることはかなわなかった。決して突き放せず、日本はアタックにアタックを重ねた」とし、最後に「勝利の女神は日本にほほ笑まなかったが、ブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称『勇敢なる桜』)よ、こうべを高く上げよ。ワクワクさせてくれ、世界の舞台にふさわしいことを示した。そして、彼らの勇気と『ネヴァー・セイ・ダイ(不屈)』の精神は世界中で愛される」と締めた。
ニュージーランドのスタッフは「これは、ワールドカップで今後3週間続く一連の古典劇、『勝てば勝ち抜け、負ければ敗退』という試合の実質的な皮切りだった。もちろん、この興奮に満ちた計8トライの試合は日本にとって望ましい結果をもたらしてはくれなかった。それでも、日本は2大会連続のベスト8という目標をほぼ達成するところまで肉薄した」と報じた。
中日スポーツより転用
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