アルゼンチン紙が日本を“年寄り”扱い「遅く予見しやすい、80分動けるフィジカルに欠ける」【ラグビーワールドカップ】
- スポーツ
- 2023年9月30日
◇28日(日本時間29日) ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会・1次リーグD組 日本28―22サモア(トゥールーズ)
日本(世界ランキング14位)はサモア(同12位)に競り勝ち、W杯3試合で2勝1敗。勝ち点4を加えて9とし、D組の2位となった。サモアは勝ち点1を加えての6は同3位で敗退が決定。3連勝のイングランドはベスト8進出が決まった。
日本はサモア有利との下馬評を見事に覆してみせたが、10月8日にベスト8進出を懸けて戦うアルゼンチン代表の地元紙ラ・ナシオン紙は、日本を疑問視した。見出しは「ブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称)大勝利も疑問を残す」で、トップ写真は前半13分、FLラブスカフニが先制トライを決めたシーンを選んだ。
「日本は2019年に母国で開催したW杯で輝いたチームや、2015年にイングランドで南アフリカを撃破したチームには程遠い。よりスピードが遅くなり、プレーはより予見しやすく驚きが少ない」
さらに同紙は、日本の中心メンバーが高齢化していることが、プラス面とマイナス面を同時にもたらしているとした。「日本代表の平均年齢が高いということは、経験値と局面を処理する能力が高いことを意味する。ラブスカフニ、リーチ、堀江、ライリー、松島といったリーダー陣を擁している。その一方、ペースチェンジできるフレッシュさや、80分を通して動けるフィジカルに欠ける。イングランド戦もサモア戦も、その点を終盤で露呈した」と記した。
中日スポーツより転用
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