【甲子園】「すごい試合でびっくり」春夏通じて初勝利おかやま山陽・堤監督 逆転勝ちで岡山県勢4年ぶり初戦突破
- スポーツ
- 2023年8月9日
◆第105回全国高校野球選手権記念大会第3日 ▽1回戦 おかやま山陽9―2日大山形(8日・甲子園)
6年ぶり2度目の出場のおかやま山陽(岡山)が日大山形(山形)を下し、春夏通じて甲子園初勝利をあげた。
おかやま山陽・堤尚彦監督(52)は「すごい試合だったんでびっくりしています。(学校創立から)100周年だったので花を添えられて良かったです」と振り返った。
3回まで得点圏に走者を進めるも、あと1本が出ず、得点を奪うことができない展開が続く。2点を追いかける4回に、2本の安打で無死一、二塁のチャンスを作ると、1番・田内の送りバントが相手投手の暴投を誘い、同点に追いつく。なおも2死二塁の場面で、4番・土井が右中間二塁打を放ち逆転に成功。6回には打者一巡の猛攻で、一挙5得点を挙げ、日大山形を突き放した。
投げては、先発・井川が立ち上がりに苦しみ初回、2回と1点ずつ失うが、その後は立て直し、追加点を与えない。5回から登板した三宅が決め球のスライダーを中心に三振の山を築き、勝利を大きく引き寄せた。
この勝利で岡山県勢としては、4年ぶりの初戦突破となった。
次戦(13日・第3試合)に向け、堤監督は「次戦も勝たないと(甲子園3勝という)目標を達成できないので、何が何でも勝ちたいと思います」と改めて気を引き締めた。
スポーツ報知より転用
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