中国アリババ、米証券取引委が上場廃止「暫定リスト」に…当局監査受け入れず
- 国際
- 2022年7月30日
© 読売新聞 ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク=小林泰裕】米証券取引委員会(SEC)は29日、米当局の監査を受け入れないため、上場廃止となる可能性がある企業の暫定リストに、中国のIT大手アリババ集団を追加したと発表した。アリババは異議を申し立てる場合、8月19日までに証拠を提出する必要がある。
異議申し立てが却下されると、暫定リストから確定リストに移行する。3年連続で確定リストに指定されると上場廃止となる。ニューヨーク証券取引所に上場しているアリババの株価は29日、前日から10%以上下落した。
2020年に成立した外国企業説明責任法に基づくもので、外国当局の方針によって、米国当局の会計監査を受け入れない企業を上場廃止とする。情報開示が不透明な企業を排除する狙いがある。
上場廃止の可能性がある企業の確定リストには現在、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)、ネット検索大手・百度(バイドゥ)などが入っている。
今年3月末時点で、ニューヨーク証券取引所など米国の主要な証券取引所に上場している中国企業は261社に上る。
読売新聞より転用
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