純烈とダチョウ倶楽部が新ユニット結成 肥後「悲しみのどん底にいる2人に純烈が手を差し伸べて」
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- 2022年7月20日
4人組歌謡グループ、純烈とお笑いトリオ、ダチョウ倶楽部が6人組ユニット、純烈♨ダチョウ(じゅんれつ おふろ だちょう)を結成し、8月10日に純烈の代表曲「プロポーズ」を配信することが19日、分かった。2組は初共演。5月にダチョウの上島竜兵さん(享年61)が死去した際、リーダーの肥後克広(59)がジョークで純烈加入を希望したことが縁で新ユニットのデビューが実現した。
スーパー銭湯が拠点の純烈と熱湯風呂のダチョウ。2組はカラフルな衣装でアーティスト写真の撮影を終え、純烈のリーダー、酒井一圭(47)は「合体したらちょうど良い湯加減になりました」と〝風呂つながり〟の手応えを表現した。
新ユニット、純烈♨ダチョウは、2018年に純烈がNHK紅白歌合戦に初出場した際に歌唱した「プロポーズ」で配信デビュー。同曲は愛しい女性への思いを込めた歌詞とミディアムテンポが心地よい王道歌謡曲だ。
2組をつないだのは5月に死去した上島さん。当時、肥後は「ダチョウ倶楽部は解散しません!2人で純烈のオーディションを受けます」などと追悼コメントを発表。今年いっぱいで卒業する小田井涼平(51)に代わる新メンバーを募集中の純烈をネタにし、酒井は「合格ですよ!推すなって?純烈は推しますよ!」と上島さんが熱湯風呂で叫ぶ「押すなよ」に重ねてツイートしていた。
その後、肥後は謝意を込めて雑誌の対談相手に酒井を指名するなどして意気投合。今回、純烈から合体をオファーし、酒井が先月の公式チャンネルでダチョウとのコラボ決定を報告していた。
ダチョウは純烈と初共演だが、19年のフジテレビ系「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」で上島さんが酒井、肥後が小田井、寺門ジモン(59)が小田井の妻でタレント、LiLiCo(51)にふんして「プロポーズ」を披露しており、〝リハーサル〟はバッチリだ。
純烈は18日に全員の新型コロナウイルス感染を発表しており、収録は回復を待って行う。肥後は「これは(上島さんの死去で)悲しみのどん底にいる2人に純烈が手を差し伸べて合体したという壮大なハートフルコントです」と喜び、ジモンは「長年一緒に仕事をしていた人間が急にいなくなり、これからどうなるんだろうというときに新しい光が見えたのはうれしかったです」と感謝した。
◆新メンバー選考とは別の企画 酒井は先月のイベントで今回のコラボについて、上島さんの死去から「ダチョウさんが徐々に元気になってほしいというイメージ」と説明。来年から加入する新メンバー選考とは別の企画であると強調している。ちなみに、ダチョウは1993年に秋元康氏作詞の「ダチョウダンス」、翌94年に秋元氏作詞、忌野清志郎さん作曲の「ベジタリアン・ルンバ」などをリリースしている。
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