Travis Japanは米国留学でジャニーズ初の世界的グループに? BTSに匹敵するスキル習得
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- 2022年3月9日
ジャニーズJr.7人で結成されたグループ「Travis Japan」(通称『トラジャ』)がスキルを磨くため、3月末からアメリカに留学することを、3日公式インスタグラムで発表した。同グループはまだデビューしていないが、ダンスに定評があり、「+81 DANCE STUDIO」というダンス専用YouTubeチャンネルを任されている。
トラジャを応援してきたファンたちから聞かれるのは、<持ち曲の『夢のHollywood』のように、全米デビューも夢じゃない><少年隊だってデビューまでに海外でレッスンを重ねて、完璧なグループになったから期待しかない>という前向きな声がほとんど。
だがその一方で、<寅年の今年こそデビューできると思ったのに、留学かあ…>という声のほか、平均年齢25歳のトラジャに<アイドルとしてデビューするには年齢を考えるとギリギリだから少し複雑だな>という本音を漏らすファンもいる。
■世界で通用するために英語と中国語を勉強
今回のトラジャの留学は、韓国のダンスグループ「BTS」のように世界的に通用するグループの育成に、ジャニーズ事務所が本腰を入れ始めた兆しにも見える。BTSは2年連続グラミー賞にノミネートされたが、K-POPアイドルは、最初から世界で通用できるように英語などの外国語をしっかり習得させられている。実際、トラジャも英語と中国語を学んでいる。
「韓国アイドルのメンバーが宿舎で一緒に暮らす様子を、SNSやファンクラブコンテンツなどで発信するのがお決まりになっていますが、トラジャは今回の米国留学で、一軒家で共同生活をすることが発表されています。メンバーの共同生活がコンテンツとして発信される可能性が高そうです」(スポーツ紙記者)
ジャニーズのアイドルは国民的に愛されるキャラや好感度が重要視されてきたが、最近は高い歌唱力とダンススキルがますます必須になってきている。デビューしたSixTONESは「歌と表現力」、Snow Manは「ダンスとアクロバット」とそれぞれに強みがあるが、BTSに匹敵するような「歌とダンス」にはあと一歩。さらに、今回のトラジャの留学は、King & Prince、なにわ男子を含めた最近デビューしたグループとの差別化を図る目的もあるようだ。
■アナハイムのダンス大会に出場
「デビュー前の留学を掲げたトラジャには、帰国するまでに何らかの実績を求められることになるでしょう。今月27日にアナハイムで開催されるダンス大会『ワールドオブダンス チャンピオンシップシリーズ オレンジカウンティ』に出場することがすでに決まっているようなので、それなりの結果が求められることなると思います。ただ、実績を作れば帰国後に100%デビューとなるかどうかは分かりません。日本は逆輸入のアーティストが売れるケースはそれほど多くないためです。トラジャは新たなモデルケースとなり得るかもしれません」(前出のスポーツ紙記者)
トラジャにとっては険しい道となりそうだが、結果を出し続ければ明るい展望が見えて来る。
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