岡田健史 事務所と訴訟トラブルで「両親との確執」大河ドラマに影響も
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- 2021年5月27日
「大河ドラマの撮影中に出廷したなんて前代未聞ですよ」。テレビ局の制作スタッフが深刻な表情でこう語るのは、岡田健史(22才)のことだ。若手俳優として売れっ子の岡田はこの3月、日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞し、現在も大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)や『桜の塔』(テレビ朝日系)に、主要キャストとして出演中だ。順風満帆だった岡田のスキャンダルを報じたのは、『女性自身』(5月18日発売号)。岡田が所属事務所に契約解除を求め、裁判沙汰になっているというのだ。
「この事務所の女社長は、よく言えば豪腕、悪く言えばワンマンで、近年ついていけない社員やタレントが大量に退社していると聞きます。
岡田さんもお給料、寮生活、自分が望まない仕事を入れられることで不満を募らせていたと裁判で主張。そんななか、今年に入り、事務所社長による所属タレントへのセクハラ、スタッフへのパワハラが明らかになり、岡田さんの不満が爆発したと報じられました。日本アカデミー賞の授賞式の数日後に寮を飛び出したのです」(芸能関係者)
事務所との話し合いでは解決せず、契約期間2年弱を残しながら、岡田は裁判所に契約解除の仮処分を求めた。
「4月末には岡田さん本人が出廷したそうです。撮影の合間に裁判所に行く若手俳優なんて聞いたことがありません」(前出・芸能関係者)
実際、事務所サイドと岡田の間で、どんなやりとりがあったのかは定かではない。が、「真面目すぎる面が裏目に出た可能性がある」と言うのは、岡田を知るあるテレビ局関係者だ。岡田は今年1月クールのドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)に出演していたが、撮影中にこんな事件があったという。
「浜辺美波さん(20才)とのシーンで、勝手に撮影を中断し、控室に引きこもってしまったんです。どうも自分の演技に納得がいかなかったようで……現場に取り残された浜辺さんも撮影スタッフも呆然と立ち尽くしていました」(前出・テレビ局関係者)
高校まで野球一筋で、本気でプロを目指していた岡田は、いまでは珍しいほどの硬派な青年だが、繊細な面も持つ。
「もともと絵を描くことが好きで、いまは油絵にボールペン画、彫刻とどんどんアートの世界にハマっています。自身のアトリエまで構えるほど。インスタグラムでは、まるでピカソのような抽象画を披露しています」(岡田の知人)
真面目でアーティスト気質も持ち合わせる岡田。今年5月に22才になったばかりの彼を、故郷・福岡の両親は人一倍心配している。岡田は事務所とのトラブルを両親には報告していなかったという。
「両親は事務所からの連絡で初めて知ったようです。特にお父さんは事前に相談がなかったことに怒り、彼と面と向かって話ができていない状況だとか。待遇面で不満があったそうですが、事務所は、3年ほど前に岡田さんが希望したアメリカ留学の費用を全額負担したりと、それなりのサポートをしていた。
両親は“恩を仇で返すようなことをするな”や“話し合いで解決しろ”と言っているそうですが、岡田さんの耳には届いていないようで……事務所とのトラブルに加えて両親との確執も重なり岡田さんもかなり疲弊しています」(前出・岡田の知人)
本誌・女性セブン記者は、岡田の父親に話を聞いたが、「私たちが話すことは何もありません!」と怒気が混じった返答があっただけだった。仮処分の結論は近く出るというが、気になるのは岡田の今後だ。
「特にNHKは、ドラマ出演中のスキャンダルを嫌うので、今後の彼の出番がどうなるのか……すでに岡田さんには大手事務所から声がかかっているという話もありますが、こんな形で移籍しても問題は複雑化しそうです。辞めるにしても、もっとうまく辞める方法はなかったのか。このままだと誰も得しません」(前出・芸能関係者)
一刻も早い事態の収拾がのぞまれる。
※女性セブン2021年6月10日号
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