全国で新たに1579人感染確認 東京、愛知、福岡、沖縄などで最多更新
- 政治・経済
- 2020年8月1日
ガード下の居酒屋の前を通り、マスクを着けて足早に新橋駅方面に向かう人たち=東京都港区で2020年7月31日午後6時8分、手塚耕一郎撮影
新型コロナウイルスの感染者は31日、全国で新たに1579人が確認され、1日当たりの感染者数が4日連続で最多を更新した。東京都や愛知県など都市部を中心に各地で最多を更新し、前日の1305人を大幅に上回った。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者は計3万7043人。死者は6人増えて計1026人となった。
東京都では463人の感染が確認され、過去最多だった前日の367人を100人近く上回った。多数の感染者が出ている新宿区で、4連休明けに検査数が増加したことなどが感染者数を大きく押し上げた。31日の同区の感染者は146人だった。
463人の内訳は20~30代が計332人で全体の7割強を占める一方、40~50代が2割弱、重症化のリスクが高い60代以上も1割近くおり、年代層の広がりが顕著になっている。都内の新規感染者が100人を超えるのは23日連続となった。
東京都のほかにも愛知県193人、福岡県170人、沖縄県71人など、それぞれ1日当たりの過去最多を更新した。鹿児島県与論町(与論島)では新たに5人の感染を確認した。これで島内の感染者は計51人となり、県は島内でクラスター(感染者集団)が発生したと断定したという。
この日の感染拡大を受け、沖縄県が緊急事態宣言、岐阜県が非常事態宣言をそれぞれ出すなど、自治体独自の対応も広がっている。
一言コメント
ひどい夏になってしまった…
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