柳井正の自宅とは? 約2600坪の広大な豪邸と、息子たちの華麗なる経歴
- 企業・経済
- 2020年2月4日
「ユニクロ」や「GU」を展開する衣料品大手「ファーストリテイリング」代表取締役兼社長の柳井正。フォーブスの日本長者番付で、長年上位にランクインする経営者だ。世界から見てもトップクラスの資産を持つ人物は、どのような豪邸に住んでいるのだろう。
世界27位の富豪
1949年2月7日に山口県に生まれた柳井。大学卒業後の72年に父親が創業した「小郡商事」に入社し、91年に社名を「ファーストリテイリング」へ変更した。2019年10月時点の資産は3.4兆円にのぼり、世界27位の富豪となった。19年にフォーブスが発表した日本長者番付では、ソフトバンクの孫正義を抜き、首位を獲得した。
約2600坪の豪邸
渋谷区大山町に佇む、約2600坪の広大な敷地。塀に囲まれた豪邸が、柳井の自宅だ。土地代・建物代を含めて約100億円はすると言われており、敷地内にゴルフ練習場やテニスコートを所持。本邸に夫婦が、別宅に次男夫妻と1人娘が暮らす。
多額の資産を持つ柳井だが、華やかな外食や会食を嫌い、夕食は自宅で妻の料理を食べるのが日課だという。柳井は早起きで有名で朝6時半に出社するが、16時には退社する。夜遅くまで仕事や会食に時間を費やす経営者に比べると、自宅で過ごす時間も長いだろう。
社員にも7時出社・16時退社を勧めており、帰宅後家族と過ごしたり、自己投資する時間を作ったりすることを提唱している。
アート収集家としての一面も
「スタートトゥデイ」代表取締役社長の前澤友作など、アート作品のコレクターとして知られる経営者は多い。柳井も同様にアートが好きで、13年にはアメリカの美術雑誌「ARTnews」が発表した「The ARTnews 200 Top Collectors」に選ばれている。
ユニクロは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)やボストン美術館など、アート関連のコラボレーションに積極的。14年にはMoMAの全面協力により、アンディ・ウォーホルを含むアーティストとのコラボレーション商品を販売した。同年、ニューヨーク旗艦店にて「服とアートが出会う場所」をコンセプトにしたプロジェクト「SPRZ NY」をスタートさせている。
若くして活躍する2人の息子
柳井の2人の息子も、ファーストリテイリングで活躍している。長男・一海はボストン大学を卒業、大学院にてMBAを取得。44歳で同社の取締役に就任した。次男・康治は三菱商事出身で、2011年にファーストリテイリングに転職。18年11月に41歳で同社の取締役に昇進した。
息子たちがファーストリテイリングで重要な役割を担っているが、柳井は世襲を否定。かねてより「ファーストリテイリングを世襲企業にしない」と明言しており、経営者にするための取締役就任ではないとしている。
別荘も豪邸
柳井は、ハワイ・マウイ島にも別荘を所持。ハワイではゴルフ場を2つ買収しており、うち1つのゴルフ場「カパルアプランテーションコース」は、毎年秋に開催されるアメリカ男子ゴルフツアーの大会会場でもある。
日々多忙な柳井は、ゴルフプレー中だけは仕事のことを忘れられるのだとか。
一言コメント
引退する気もないのかな?
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