「詐欺レベル」ふるさと納税返礼品に“ほぼ脂身の肉”で批判殺到 宮崎県美郷町が謝罪し返礼品停止を発表
- 政治・経済
- 2019年10月7日
宮崎県美郷町のふるさと納税返礼品の品質に対し、ネット上で批判が集中しています。問題の返礼品について美郷町は「到底ふるさと納税返礼品としてふさわしくない品質のものをお届けした」として謝罪し、対象事業者が取り扱うふるさと納税返礼品を停止すると発表しました。
問題となったのは美郷町がふるさと納税返礼品に設定している「宮崎県産黒毛和牛薄切り800g」。1万円以上の寄付でもらえる返礼品でしたが、Twitterユーザーの愛しの女子レーサーさんが「ここまでひどいのは初めて」と脂身だらけの肉の写真を付けて投稿したことにより、ネット上で「ゴミクズまがい」「詐欺レベル」との声があがるなど批判が殺到していました。
愛しの女子レーサーさんはねとらぼの取材に対し「(届いたときは)白い部分が多いなと思いましたが、冷凍状態だったのでよく分からなかったです。妻が解凍して驚いてました。私の家はかなりの件数のふるさと納税をやるのですが、件数が少ない家でこれが来ると気の毒だろうなと思いました」とコメント。送られた肉は可食部がほとんどなかったため、大部分を捨てざるを得なかったそうです。
美郷町は「脂身が著しく多い等、到底ふるさと納税返礼品としてふさわしくない品質のものをお届けし、誠に申し訳ありませんでした」「宮崎県民の皆さま及び宮崎県内で畜産業を営まれている皆さまにおかれましても、大変なご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません」と関係者に謝罪。対象事業者の扱う返礼品を停止するとともに、今後についても「原因を究明し、対策を講じる所存」としています。
ネット上では自治体や業者に対し厳しい意見が相次いでいますが、今回の返礼品を受けた愛しの女子レーサーさんからは「あまり自治体と業者を責めすぎないで欲しい」「写真の落差が面白いので楽しいかなと思います」と寛大な意見が。なお、その後美郷町と業者からも謝罪を受けたとツイートしています。
一言コメント
こりゃたしかに酷いね。
コメントする