JR九州の最上位ホテル、きょう博多にオープン
- 企業・経済
- 2019年9月25日
JR九州グループが展開するホテル「ザ ブラッサム 博多プレミア」が25日、福岡市博多区に開業する。同社が手掛けるホテルの最上位ブランドで、訪日観光客や富裕層への浸透を図る。
24日、報道関係者に施設を公開した。地上14階、地下1階建てで、4階以上にホテルが入る。1~3階には、飲食店や貸し会議室を設けた。
客室数は238室で、半数以上が30平方メートル以上と、広めの部屋とした。最上階の14階は最大62平方メートルの部屋を設けた。夜景が楽しめる専用ラウンジもある。
宿泊者が福岡の文化を感じられるよう、大浴場壁面に、男湯は昭和初期の福岡市の鳥瞰(ちょうかん)図を、女湯には福岡県柳川市に伝わるつるし飾り「さげもん」を、それぞれデザインした。客室には伝統の小石原焼の湯飲みを置く。
神社や寺などが多い地域性を生かし、博多の伝統を学ぶ町歩きも計画している。
室料は最高で1人1泊6万3千円。最も部屋数が多いスタンダードダブルでは、1人1万3200~2万7200円に設定した。
同じ「ザ・ブラッサム」ブランドのホテルは東京・日比谷に8月に開業し、今後は京都や熊本でも検討しているという。
運営するJR九州ホテルズの松本淳也社長は「福岡はホテルの建設ラッシュで、個性を光らせなければ競争に勝ち抜けない。海外を含め、広くアピールしていきたい」と語った。
一言コメント
ぜひ一度泊まってみたいね。
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