イラン革命防衛隊、ペルシャ湾で「外国船」を拿捕 1か月で3度目
- 国際
- 2019年8月5日
【AFP=時事】(更新)国営イラン通信(IRNA)は4日、ペルシャ湾(Persian Gulf)でイラン革命防衛隊(IRGC)の海上部隊が「外国の船舶」を拿捕(だほ)したと報じた。イランによる外国船拿捕はこの1か月で3度目。
イランの精鋭部隊である革命防衛隊に近いとされるファルス(Fars)通信によると、今回の外国船拿捕は、革命防衛隊が先月31日に実施した巡回作戦によるもので、外国人乗組員7人を拘束しているという。
IRNAも「(革命防衛隊の)海上部隊が、ペルシャ湾のファルシ(Farsi)島周辺海域で密輸燃料70万リットルを輸送していた外国の船舶を拿捕した」とする革命防衛隊の声明を伝えた。拿捕された外国船はイラン南部沿岸のブシェール(Bushehr)へ移送され、革命防衛隊が司法当局と連携して密輸燃料をイラン当局に引き渡したという。
またファルス通信は、拿捕を主導した革命防衛隊司令官の話として、拿捕した船舶はアラブ湾岸諸国向けの燃料を輸送中だったと伝えた。【翻訳編集】 AFPBB News
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本当に密輸船なのだろうか?
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