福岡知事選 麻生氏、小川知事を批判 武内氏推薦決定は「28日にも」
- 政治・経済
- 2019年1月15日
麻生太郎副総理兼財務相は14日、福岡県直方市で開いた国政報告会で、4月7日投開票の福岡県知事選をめぐり、自民党福岡県連が推す元厚生労働官僚の新人、武内和久氏の推薦について「今月28日あたりには党本部も正式に推薦することになる」との見通しを示した。現職で3選を目指す小川洋知事の批判も展開した。会合には武内氏も出席し、出馬への決意を表明した。
自民福岡県連は昨年12月に公募を行い、武内氏を推薦候補とすることを決め、党本部に申請していた。党本部は、与野党対決となっている今月27日投開票の山梨県知事選の結果も踏まえて、最終判断するとみられる。
会合で麻生氏は、麻生渡前知事による産業・農業振興の実績を紹介した上で「今の知事(小川氏)になって2期8年、同じようなことが何か一つでもあったか。あれば聞かせてほしい」と小川県政を痛烈に批判した。「伸びているのは福岡市だけだ。どう考えても行政としていかがなものか」とも述べた。武内氏については「自民党を挙げて推していくことになる」と強調した。
一方、麻生氏に先立ちあいさつした武内氏は、「福岡のために人生を賭ける。覚悟を持って進んでいく。厚労省や民間企業での経験をすべて福岡に注ぎ込みたい」と訴えた。
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熱い選挙戦のスタート!?
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