<年末寒波>大雪に警戒 名古屋など太平洋側でも雪 帰省混乱も
- 政治・経済
- 2018年12月25日
年末が近づいていますが、12月27日(木)頃からは冬型の気圧配置が強まり、12月としては数年に一度の強さの寒気が日本付近へ南下する予想です。
28日(金)から29日(土)をピークに、日本海側の地域では大雪となるおそれがあります。帰省や旅行などで移動をされる方は、吹雪や積雪による交通機関への影響に注意が必要です。
27日(木)は低気圧が発達しながら北海道の北東を進み、西高東低の冬型の気圧配置となって、日本の上空には今冬これまでで一番の強い寒気が流れ込みます。
北海道付近には上空約5000mで-45℃という強烈な寒気が南下し、平地で雪の目安となる上空約1500mで-6℃の寒気が北海道や本州、四国、九州のほぼ全域を覆う予想です。
日本海側の地域では北日本から西日本にかけての広範囲で雪が降り、大雪となるおそれがあります。
市街地でも多量の雪が降り積もるため、自動車は冬用タイヤやチェーンの装着が必須です。
冬用タイヤやチェーンを装着していても、思わぬ事故や渋滞の影響で立ち往生に巻き込まれる可能性も考えられます。特に峠道を運転する場合には毛布や食料を準備しておくと安心です。
吹雪や積雪の影響で、鉄道や飛行機などの交通機関への影響も懸念されます。ちょうど帰省ラッシュの時期ですが、遅延や運休、欠航等になった場合の想定も事前にしておくと良さそうです。
寒気の南下がピークとなる28日(金)は、太平洋側の名古屋や仙台、西日本の市街地でも雪が降るところがありそうです。
降雪量などはまだ不確定ですので、引き続き最新の天気予報に注意するようにしてください。
その後、29日(土)以降は寒気の流れ込みはやや弱まるものの、西高東低の冬型の気圧配置は年明けまで継続する見込みです。北日本の日本海側では積雪がさらに増す可能性があります。全国的に真冬の厳しい寒さが続きますので、万全の寒さ対策をしてお過ごしください。
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いよいよ来るか…
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