ソフトバンクが2年連続9度目の日本一! 初の下克上で広島下し平成最後のシリーズ締める 工藤監督「本当に幸せ」
- スポーツ
- 2018年11月4日
◆2018 SMBC 日本シリーズ第6戦 広島0―2ソフトバンク(3日・マツダスタジアム)
ソフトバンクが2年連続9度目の日本一に輝いた。「SMBC日本シリーズ2018」第6戦は、ソフトバンクが3回にスクイズで先制し、その後も加点し、広島に勝利。第3戦から4連勝で対戦成績を4勝1敗1分けとしてシリーズを制した。ソフトバンクはリーグ2位からチーム初の下克上を果たした。
パ・リーグ球団が日本一に輝くのは6年連続。1989年から30回行われた平成の日本シリーズは、パが18回、セが12回の優勝で幕を閉じた。
最高殊勲選手(MVP)は日本シリーズ初の6連続盗塁阻止を達成したソフトバンク・甲斐、優秀選手にはソフトバンクの森、柳田、中村晃、敢闘選手には広島・鈴木が選出された。
ソフトバンク・工藤公康監督は日本一監督インタビューで「本当に幸せに思います。選手のみんな本当にありがとう。2位という悔しい思いをして、日本一目指してがんばろうと強い気持ちでここまでこられた」と話した。
甲斐の右肩が、またも広島の機動力を封じた。初回1死1死一塁で一塁走者の田中を封じた。一度はセーフと判定されたが、工藤監督がリクエストを要求しアウトに覆った。さらに2回2死一、三塁では一塁走者・安部を刺し、今シリーズ6連続盗塁刺となった。
ソフトバンクは3回に「スモール・ベースボール」で先制点をもぎ取った。この回先頭の柳田が四球を選び、続く中村晃の左前打で無死一、二塁とした。そして内川が一犠打で1死二、三塁とすると、西田がスクイズを成功させ1点を先行した。
5回2死にはグラシアルが左越え1号ソロでリードを広げた。
広島は悲願の34年ぶり日本一はならず。今季限りでの現役引退を表明している新井は8回先頭で代打として出場したが、遊ゴロに倒れ、最後の花道を飾ることはできなかった。
一言コメント
アウェーでも勢いは止まらなかった。
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