【ボクシング】日本フェザー級王者の「ミラモン」松本圭佑がV4戦へ計量パス「最終的にはKO」
- スポーツ
- 2024年10月17日
「ミライ☆モンスター」と呼ばれるプロボクシング日本フェザー級王者松本圭佑(25=大橋)が自身初のKO防衛を狙う覚悟を示した。17日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行フェニックスバトル123大会のセミファイナルで同級7位中川公弘(33=ワタナベ)との4度目の防衛戦に臨む。16日には東京ドームシティのblue-ing DISCOVERYで前日計量に臨み、両者そろってリミット(57・1キロ)でクリアした。
今年6月に行われた藤田裕史(井岡=現匠)とのV3戦では、KOチャンスがありながらも判定勝ち。所属ジムの大橋秀行会長(59)やトレーナーの父好二氏(55)から試合内容について厳しい注文をつけられたものの「逆に勝って反省ができて良かった。あの試合後はすごい負けたかのように落ち込んだけれど、しばらくたってやっぱり『そうだよな』と思いました。ベルトを取ってから強さを見せたいと思っていなかった。ベルトを守らなくてはいけないと思っていた。それを見つめ直す良い機会だった」と前向きにとられた。
昨年4月の日本同級王座獲得からタイトル戦は4試合連続判定勝利が続く。自身初のKO防衛への意識を高めながら「最終的にはKOを狙っている。前半であれ、後半であれ、ストップ(勝ち)かKOで。そういう展開に持っていけるような戦い方をしたい」と集中力を研ぎ澄ませていた。
4度目の防衛戦に向けて計量パスした日本フェザー級王者松本圭佑© 日刊スポーツ新聞社
日刊スポーツ新聞社より転用
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