明徳義塾・馬淵監督「絵に描いたような負けパターン」 夏の甲子園
- スポーツ
- 2024年8月17日
第106回全国高校野球選手権大会は第10日の16日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で3回戦があり、明徳義塾(高知)は関東一(東東京)に2―3で敗れ、3年ぶりの8強入りはならなかった。
明徳義塾・馬淵史郎監督の試合後の主なコメントは以下の通り。
明徳義塾・馬淵史郎監督
負けるべくして負けた試合だった。負けは必然、勝ちは偶然って言うけど、必然のゲームでした。守れない、バントできない、大事な中盤以降に先頭打者に四球を出す。絵に描いたような負けパターン。明徳があんな野球しよったんじゃ、上には行けない。この経験を次のチームに生かしたい。
<先発の池崎安侍朗(あんじろう)について>
それなりに抑えてくれたが、六回の先頭打者への四球が痛かった。(直後に相手の4番・高橋徹平に)3ボール、2ストライクまで行ってからバスターエンドランをかけられた。よく1点でしのいだが、最初はバスターエンドランの気はなかったと思いますよ。
<七回の攻撃について>
バントミスも痛かった。一、二塁で、バントのうまいやつを出した方がいいと思って代打を出した。実は迷ったんですけど、思い切って代えました。向こうも送れない時はあったし、お互い様ですけど、うちは追う側でしたから。やっぱりあそこのバントは決めてほしかったですね。
<今年のチームについて>
よくやったと思いますよ。春の四国大会も1回戦負けで、ずっと勝てなくて。ここまで来て、甲子園で1勝できた。そこについては、「ご苦労さん」と言ってやりたい。でも目標は高く持っているから、「よくやった、よくやった」では選手たちも納得しないでしょう。みんな一生懸命やっての結果だから責めてもしょうがない。そこができるようなチームにしたいですね。
<報徳学園や大阪桐蔭など有力とされたチームが早々に敗退>
(大会が)面白くなるじゃないですか。いろいろな学校が勝つから高校野球は面白い。だからうちもチャンスはある。来年ね。
毎日新聞より転用
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